毎年恒例の、1年間の世相を漢字1字で表す「今年の漢字」が「安」に決定しました。
※京都市東山区の清水寺で12月15日で発表。
以下は、大きく文字を揮毫(きごう)した清水寺の森清範貫主の話。
「安という字は、家の中で女性がくつろぐということからできている字です。しかし、今回『安』が選ばれたのは、『不安』の安ではないかと思います。安保法制がこれでいいのかという不安。社会的にも不安がございます。自然災害も不安です。外国に行くと、難民・戦争・テロといった命への不安があります。安という字を選ばれた背景には、『来年こそは安心した安全なる社会を作っていこう』という思いからではないかと思いました。その願いをこめてこの字を描かせてもらいました」
個人的に「安」の字に対して連想するのは、「安心」「不安」この相反する2文字です。
私達の仕事は利用者様に「不安」を取り除いて「安心」を提供するのも大事な仕事の一つ。
どのような職業についてる方でも不安がない職業などありません。ですが、介護業界に纏わりつく不安というのはかなり大きいものではないでしょうか?
来年の今頃、安心の「安」だったなと振り返ることができるように頑張ばりたいものです。 豊岡