女性として生まれ、結婚してしまえばもう親とは一緒に暮らせなくなるということに、なぜかとても悩んだ時期がありました。
それだけ親のことを愛していたのだろうと思います。
初めて社会人として職に就いたときも何か物足りずにいました。
しかし、ある時、介護職に就きました。
とてもやりがいのある仕事でした。
そしてそれからあっという間に18年が経ちました。
私は人と接する事が好きです。
人とお話しをしながら仕事をする介護職という仕事はとても楽しいです。
しかし、もちろんつまずくことも沢山ありました。
利用者様に対して思いがけずに失礼なことを言ってしまったことがあり、泣きながら誤ったこともあります。
喜びも哀しみもたくさんありました。
そんな介護という仕事を通していろんなことを高齢者の皆様から学ばせていただいています。
そのおかげで今の自分があると思っています。
既に他界している私の親には充分にできなかった恩返しを、利用者様たちにはさせていただきたいと思っております。
我が社の理念に「より質の高いケアを提供する事により笑顔とやすらぎを与える」というものがあります。
笑顔とやすらぎって本当に大切であるなと思います。
私がいつも注意して気にかけている「させていただく」と「いつも笑顔」の心でこれからも利用者様の皆様と介護という仕事を通じて関わりを持たせていただきたいと思います。