利用者様はそれぞれ個性的で、まさに十人十色。
「こうしておけば大丈夫」などといったマニュアルはありません。
「個別ケア」というフレーズがあるのはその為です。
ですが、十人十色なのは利用者様だけではなく、現場で働くスタッフも同様です。
元気で活発な人もいれば、物静かな人。
自分の話ばかりする人もいれば、ひたすら人の話の聞き役となる人。
よく考えずに行動に移してしまう人もいれば、石橋を叩いても渡らない性格の人。
どれが良い悪いではないのですが、実に様々な人達が集まって、利用者様のケア、
支援を行っています。
「よく考えずに行動してしまう人」
「行動」という行為で、良い結果をたぐり寄せる力を持っていると言えますが、
考えずに行動することによって大きな失敗を犯すリスクを抱えているとも言えます。
「石橋を叩いて渡らない性格」
とても慎重で物事をじっくりと考える力があると言えますが、なかなか行動に移さないことによって、
チャンス逃したり、周囲の人をイライラさせる可能性があります。
つまり長所も短所も表裏一体ということです。
「私に長所なんて・・・」と話すスタッフにも必ず長所と言える部分があるはずです。
そういった部分に目を向け支援することによって、スタッフも働きやすい職場にしたいものです。
豊岡